ホーリーランド (8)

ホーリーランド (8) (Jets comics (052))

このところアニメからコミックへと焦点を移している
そして　次々とインパクトのある作品に出会うことができて
充実するというか　高揚するところまでいっちゃうわけで
これまで　どちらかというと敬遠してきたストリートファイト系作品に
これほど　素晴らしいものが多いことに驚いている
「ホーリーランド」は直訳すると「聖地」になるのか
まぁ「浄土」と言えなくもないだろう
いじめから引きこもっていた少年が　ボクシングの技を身につけ
街で戦うことによって　そこに居場所を見つけていく
居場所は単なる場所ではなく　友人であったり　戦いの場であったり
そして　独りよがりの世界から　他者の痛みを感じることで
共に生きる世界へと開かれていく
求める世界の有様は　人の生き方そのものを示しているということが　よく分かる
さて　今は梅雨　畳の上でぐったりしていたんだが
このコミックを読んで　久しぶりに「ブートキャンプ」を再開したりもしている