敦煌
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2005/01/28
- メディア: DVD
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その謎を「妄想」でもって巨大な労力をかけて映像化したもの
馬を使った殺陣の連続で 見ていて飽きなかった
ただ ラストシーン 主人公がオアシスの水を飲もうとして
魚たちが泳いでいるのを見て号泣するシーンの意味が分からず気になっている
人の欲が剥き出しになる 過酷な砂漠のなかで
何かを守ろうとしても みな徒労に終わってきた
自分もまたその殺戮の只中を生きるしかなかった
それが 魚の命を 飲み干そうとした行為に重なって
絶望感が 溢れ出たということか
自分が生きることはすなわち 他人を殺すことでもある
でも それを悲しむ心こそが 計らいを越えて 人智を超えて
なにかを 伝えることができる
そういう メッセージだったのかもしれない