おとうと
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医療倫理として、どこまでが自然な治療なのかという問題はあるにせよ、このあたりの「死に方」がいいなぁとは思う。それが、社会保障の範囲内で可能という事実については考え込まざるをえない訳で。最低限の医療がとても自然なことなら、それ以上の延命治療などは、いったいなんなんだという事になってしまう。
真実らしいものを見せつけられると、己の虚妄が露にされるようで、戸惑うし、怒る人もいるだろう。とにかく、虚妄の中でしか生きていないということを間違いだとしてはいけないと思う。虚妄の中でも真実を求めていくことは大事だ。でも虚妄の中で虚妄を受け入れていくということもありうる。
まぁ、混乱したことしかレビューとしては書けない。そういう「死に方」が取り上げられている映画、ということだ。