輝いて生きる―ハンセン病国賠訴訟判決から10年
- 作者: 八重樫信之
- 出版社/メーカー: 合同出版
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「ハンセン病刻倍訴訟判決から10年」
判決前後からだから、遅れて運動に参加したという負い目が私にはある。それが、長く関わってこられた八重樫さんと、それなりに同じ時間を共有させていただいたのだなという、ちょっとした満足感を味わう。
しかし「カミングアウトして、この写真集に登場した人たちは、全体からほんの一握りの人たちにすぎない。その背後には、名前と病歴を世間に知られる恐怖心を拭い切れず、表に出ようとしない多数のもの言わぬ人たちがいる。ほとんどの入所者は療養所の中だけで暮らし、退所者も社会で息を殺すようにして、生活している。家族にも、地域でも、自分の病歴を隠し通している。」(あとがきより)
名乗らずに生きていくのは当事者の選びであるけれども、富山出身の方は高齢となられ、とうとう故郷にお迎えできる状況にはなくなりつつある。力及ばずというか、無力感にも苛まれる。
あしたのジョー3・4・5
- 作者: ちばてつや,高森朝雄
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- 作者: ちばてつや,高森朝雄
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- 作者: ちばてつや,高森朝雄
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ここまで読んで、サチと紀子を混同してしまっていたことが分かる。
玉姫公園がよく登場する。先日、東京研修旅行での弁当配りの情景を思い出す。
あそこがジョーの思い出の場所だったんだな。
泣き、喜び、憎しみ、戦う矢吹丈のキャラクターが実に面白い。
うぬぼれ屋で、プライドが高くて、執拗で、繊細。
いったいなにをやらかすのか、ハラハラする。
山谷の人々の応援に涙を流すシーン。彼にはそういう一面もある。
あしたのジョー1・2
- 作者: ちばてつや,高森朝雄
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- 作者: ちばてつや,高森朝雄
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さすが、ちばてつや先生、めちゃめちゃ面白い。
というか、ちゃんと原作本を通しては読んでいなかったのか?
部分部分の記憶だけは鮮明なのがだ、実際マン喫がない頃
自分がどんな風にコミックを読んでいたのか、思い出せない。
先に、映画版のサチが幼すぎると書いたが、
原作でも登場時には米粒みたいだった。訂正。
そして白木葉子がこんなにエキセントリックなキャラだとは知らなかった。
そこがまた、今見ると、とても魅力的で。
二人とも終盤の成長後の姿しか覚えていなかったということか。
これから通して読みきることにした。