エントリーできなかった作品群４

交響詩篇エウレカセブン 2 [DVD]

　久しぶりにアニメシリーズをワンクール全部、見たんですが。
　キャラデザインとかBGMとかは新しくてよかったんですが。
　異生命との共存とかをテーマとしてたんでしょうが、もうひとつ、よく理解できませんでした。

八月の狂詩曲 [DVD]

　リチャード・ギアが出てきたのには、驚きました。
　反核をエンターテイメントとして描きたかったのでしょうか。
　これも、ワンシーンワンシーンは響くてくるのですが、全体的にはどうも分からなかった。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven [DVD]

　作画はとてもきれいでした。
　シリーズは色々な問題提起があったようにも思いますが、結局、リアルでインパクトのあった事件を組み合わせてストーリーを組み立てているだけのような感じがしました。

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)

　今の時代を、とても的確に捉えているとは思います。
　でも、すごいマジメすぎる感じがする。楽しめなかった。

ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション [DVD]

アメリカが9・11を乗り越える道は、報復ではない。ベトナム戦争の悲惨さを体験した世代ともに、それを考えていくべきだと主張する映画。
残念ながら、「八月の狂詩曲」同様、あまり面白くなかった。ドキュメンタリーならまだしも、リアルな事柄をフィクションである映画で感じようとするのに、私が慣れていないから?

追記　「ユナイテッド93」の上映に、アメリカ国内で非難が高まっているそうだ。被害者と加害者がはっきりと出てしまう映画は、なかなか作りにくいんだろう。