罪業深重

 
[著者名] 廣瀬 杲

[書籍コード] 000747

[定価] \250

[ISBN]  4-8341-0317-X C0215

https://books.higashihonganji.jp/catalog/product_info.php?cPath=54&products_id=53&osCsid=92b1023b1cb75d299aca1afc6a8bfda6

 先日、高岡8組の坊守さんたちによる、動く紙芝居、「シビ王と鳩と鷹」を拝見した。
 仏教徒が昔々から大切にしてきたおはなしだ。
 しかし、鳩と人のいのちは等しい?
 この話をどう受け止めたらよいのか、少々、引っかかっていた。
 先生の本を久しぶりに読んだ。

  [内容説明]
私たちのいのちは、「殺」ということの上に成り立っている、「殺」を繰り返し生きていかなくてはならない存在である。それが「罪業深重」の事実であり、私たち人間の事実である。この私たちに願われていることが、「人になってください。真の人間になってください」ということであると廣瀬氏は語る。

 そして、この願いをかけている無数のいのちが、法蔵菩薩であると。
 こんな話は初めて聞いた。
 法蔵菩薩の物語が、初めて、具体性をもって私に迫ってきたように思った。
「帰命無量寿如来」か。。。