2008-03-26 住蓮山安楽寺鹿ケ谷因縁談 本 永田文昌堂 現在も重版中。 いわゆる説教本。いろいろな判がある。松虫、鈴虫と住蓮、安楽の出会い、そして二人の僧の刑死について語られる。 法然上人の流罪も大きく取り上げられているが、やはり真宗門徒を対象にした内容である。 残念なのは、史実としていろいろな説があるのに、 この本では松虫、鈴虫が自害してしまう展開になっているところ。 もっと、ずっと、しぶとく生き抜いてほしかった。