ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

「自分の発見―絵本で感じる親鸞聖人の教え」(著者 四衢亮)で取り上げられていた
興味がわいて購入 玉永寺の絵本に加えた
自分がなにかの部分・部品であると考えていた物体が
実は そうではなくて 一つの完成体であることを発見するという
自分探しの旅物語なのだが おもしろいと思ったのは 旅の途中で出会う物体たちである
強いやつとか 賢いやつ 泳ぐやつなどがいるのだが
それらは 主人公の敵ではなく 迷うものを導き
最後には友達となる存在として描かれている
だれもがそのままで尊いということを主張する時に
強さや賢さそのものまでも否定してしまうことがある
問題は性差を根拠として差別することにある
そういうことを この絵本の展開から 考えさせられた


玉永寺にあるレオ・レオーニの絵本

あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)

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フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

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