ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

NHKのドラマを見て興味を持って読んでみました
ドラマよりおきらくに書かれてるなと 最初は思いましたが
何度か読み返すと 脱力系の絵柄がそう思わせたのであって
病気と付き合うというのは やっぱり試練だなと感じました


「衰え」というと 容姿の問題だから 女性の方が関心があって
ダメージも受けやすいんじゃないかという先入観があったのですが
以前出来たことが出来なくなること 体力や精神力が衰えるということについては
仕事が出来る出来ないということを最大の関心事にしがちな男性の方に
よりダメージと苦しみを与えるんじゃないかと思いました
だから このうつ病の問題はぜんぜん他人事ではなくて すぐそこにある問題なんですね


「看病」された お連れ合いの貂々さんのユーモラスな(?)生き方も含めて
私自身の生き方を問い直される スゴイ作品でした 感動した!