老いを照らす

40代後半にして 体力的にも気力的にも 完全に右下がりのカーブを描き
ますます「老」ということを 実感し 凹んでいる
しかし なんだか若年寄り(?)みたいなことを言っててもしょうがない気もするし
タイトルを見て 思わず この本を購入してみた


いままで寂静(じゃくじょう)さんだと思い込んでいたのだが
寂聴(じゃくちょう)さんなんですね でもこの話を聞いた人は爆笑 だよな(くだらね)
老いを越える方法は恋をすること? 恋するってなんなのか さっぱりわからねぇや
あ! 二次元キャラが対象なら 恋するって分かる気がするわ
この歳でもエヴァンゲリオンとか見に行くし アニメの話題で何時間でも語れるし
オタクパワーってすごいからな(汗


なんて バカなことを考えて読んでいたが
僧侶となって 仏からの眼を意識することが 自分自身を変えることになった話とか
そして非戦・反戦への終わることのない情熱! 心から感動した
「老いを照らす」ってのは嘘 まさに「今を生きる」って内容だな
天台宗の僧侶になられたが ご実家は真宗だそうで
仏教理解について共感することが多く 同じ仏教徒だからそうなのか
寂聴さんご自身がそうなのか ちょっと不思議に思ったりもした