Mr.インクレディブル

Mr.インクレディブル [DVD]

少々、鬱が入ってきているので気分転換に。きっと面白いだろうなと見てみたら、やっぱり面白かった。
ディズニーの3DCGはすばらしい。この分野、日本も技術力はあるはずなのに興行的に失敗しているのは、ゲーム系の美形キャラクターでばかりやってるからかな。
吹き替えで、ヴァイオレットの綾瀬はるかがかなりいい感じ。イラスティガールの黒木瞳が、あまりに甘ったるくて、どこかがくすぐられる（？）。三浦友和も宮迫博之もなかなか上手いもんだ。
「スパイダーマン」「超人ハルク」とかアメコミは、以前から好きなんですが、特異な存在である自分を社会の中でどう融和させて生活していくかということが、必ず大きなテーマになっているのは不思議なことです。日本のヒーローで、こういう問題を持っているキャラは思いつかないな。
まぁ、この作品の場合は、「ファンタスティック・フォー」のように超能力の競演という要素もあるんですが、家族が助け合う姿が素敵です。

基本的に、米国版「クレヨンしんちゃん」野原一家ということで。乙。