デリダ―脱構築
- 作者: 高橋哲哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前に書きましたが、私は金沢大学で哲学コースに在籍していました。落第哲学徒でしたけどね。デリダを日本に招いて講演会を開くという研究者もいましてぱらぱらと著書をめくったりしましたが、とんでもなく難解。すごいなぁとため息をついてるだけでした。
これは高橋哲哉の解説書なんですから、デリダそのものではない。デリダそのものには、私だけの力では歯が立ちません。しかし、この本を読んで、高橋が考えるデリダに少し触れることができた。そして、哲学者高橋がどういう考えで靖国問題などに発言するのか、どういう視点からそれらの問題を見ているのかが、これまた少し分かったような気がしています。
で、どこが、どうわかったのかですが・・・