デリダ

「構築主義とは何か」

構築主義とは何か作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (37件) を見る図書館へそろそろ返さないといけないんだが、上野千鶴子氏の序から先、読む元気が出ないんで、メ…

他者

「デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)」の帯にある、「脱構築」についての説明を写します。 形而上学や伝統が、内部/外部、自己/他者、真理/虚偽、善/悪、自然/技術、男/女、西洋/非西洋などと階層秩序的二項対立を立て、支配的な項の純粋現前を追及す…

正義

高橋哲哉はデリダの言語哲学と法哲学に関する議論をパラレルに論じて、デリダの言いたかった事を明確にしようとする方途をとっています。原エクリチュールがあることと、国家が樹立されることを、デリダは同じように論じている、ということです。 デリダによ…

暴力

私が落第哲学徒であったのは1980年代前半。中曽根長期政権が1982年から1987年。大学のゲームセンター化がはじまって、そのまま何もかもがバブルまみれになっていった。 そのころは「解体」とか「戯れ」とか「逃走」といった言葉が飛び交っていた。浅田彰「逃…

脱構築

デリダといえば脱構築だと。最近の哲学事情に疎い私でも、それくらいは知ってました。 脱構築は、言葉の内側から階層的な二項対立を崩していく手法である、といえる。デリダは、ソクラテス以降の哲学が、ロゴス中心主義に陥っているとし、また、書き言葉=エ…

「デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)」を読む前までは

私はおよそ抽象的概念にたいする理解力が不足しております。ですから、残念ながら哲学を体系的に学べず、哲学用語を断片的にならべて適当につなげて膨らませて遊ぶことしかできません。で、学生時代にジョン・L・オースティン言語と行為を読んだことがありま…

デリダ―脱構築

デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)作者: 高橋哲哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (50件) を見るこの本、読了しました。こんなハードカバーの哲学の本を、…