コンスタンティン
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2005/09/02
- メディア: DVD
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しかし、オレにはけっこう面白かった。これもアメコミの実写化。スパイダーマンもデアデビルも、アメコミのヒーローたちには、オレには妙に感情移入できる。彼らはそれぞれにハンディを背負っていて、世間に自分の力を素直に表現できないがために自ずと内向的となっている。これってどういうこと? ヤンキーってのは、ほんとうはこういう性格なのかな?
それにしても、この映画はカトリックをかなり揶揄する内容。オチでフォローしてるとはいえ、こういう映画を彼(女)らは、笑いながら見るのだろうか? もしかしてブッシュの偽善的ゴッドブレスアメリカに抑圧されてるからこういう映画ができる?
クリスチャンやアメリカ人と接点のないオレには邪推しかできないが、このあたりに興味がそそられる。
とにかく基本的に、熱血とは正反対の、こういうズブズブなアンチヒーローは大好きなキャラだ。それだけにキアヌ・リーブスのやや鉄面皮な演技が残念。もっと感情豊かで、エッチな演出ならもっとヒットしただろうにと、勝手に、思う。