ビッグ・ダディ

ryuuusei12006-02-27

 先日、弟宅にお泊まりしてきました。3才の姪にバレンタインのブランデーチョコをいただきました。おもちゃとかで賑やかで幸せな家庭になっていましたけれど、TVをつければきかんしゃトーマスにしてくれと要求され、通らなければ涙で抗議、子育てというのは、じつに大変なことだと、他人事のように眺めてまいりました。
 この映画はちょっと顰蹙をかいそうな子育てをコメディにしているようで、実は子どもというのはそういう生き物だということを、かなりしっかりと観察した上で作られた作品だと、そのとき改めて思いました。
 主人公のような状況に陥ったりしたら、ほとんどの若者は虐待に近いことをやってしまいそうです。そうならなかったのは、彼自身が子どものような気持ちを持っていたから、子どもの気持ちがよく分かったからなんでしょうね。子どもを大人の社会に力ずくで合わせさせるのではなく、この映画のように、小さくて無防備な子どもの世界を大切にしつつ社会に溶け込ませることができたら理想ですよね。
 実際のところ、ウチの子育ては、かみさん任せているというか、主導権を握られてしまっています。父親であることを逃げてしまっているのかなぁ。反省してます。