交渉人 真下正義
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意外と凝ったつくりで、面白く見ました。
しかし、気になったのは敵の正体が不明のままで終わってしまうという設定です。
ホラーなどではよくある手法ではあるんですけどね。
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キアヌ・リーブスは「マトリックス」以外は知らなくて、かつてはこんなに荒削りな人だとはしらなんだというともあるのですが、こちらのほうは爆弾処理の警察官が犯罪者と化すということがはっきりと、かなり濃い俳優さんで毒々しく演じられている。
その辺、犯罪者の正体をぼやかすことで、問題をあたりさわりなく処理しているように思えてしまいます。
ブログでもBBSでも、敵を作ることなく、あたりさわりなく振舞って、自我の奥底にかかえた敵意は2chに垂れ流す。裏と表、ホンネとタテマエがますます分離して、そして裏が地表を破り噴出、時に「民意」「国民の総意」などと形容され、権力を持つ者に利用されるこの社会。
なんだかやり切れん。。。