マダム・エドワルダ/目玉の話
- 作者: バタイユ,中条省平
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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なんどか、こりゃあかんと投げ出したくなりましたが、なんとか最後まで読み終えてしまいました。
エロティシズムというのは、人は理性とか知性で繕っているけれども、本質的には本能の動物でしかないということを顕わにしようとしてるんですかね。
まぁ、そんな冷静に分析しても、バタイユにアホかと笑われるだけでしょうけど。
親鸞がいくら「煩悩成就の凡夫」と言っても、「くすりあればとて、毒をこのむべからず」ですから。実に上品に見えてしまう、ことでした。