UDON
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/03/07
- メディア: DVD
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私の苗字が「石川」ですので、「い・し・か・わ・の・う・ど・ん」といじめられました。
このごろ、児童教化の研修で自分で呼び名を決めるというのがあります。
「うどん」と呼んでもらうことにしています。
幼いころのいろんな感情が湧いてきて、なかなかイタキモチヨイですわ。
これは余談。
この作品をみて、「受け継ぐ」ということを思いました。
うどん屋の息子が主人公なのですが、家を出て、挫折して、帰ってくる。
本人、大きなプレッシャーを感じているわけです、うどん屋を継がなくちゃいけないんじゃないかと。
でも、父は「継いでくれ」みたいなことは口にしていないようです。
メッセージとしては「ここにはお前の夢なんかない。ただ、うどんがあるだけや。」ですか。
でも、どうだったんでしょう。
「こんな仕事はオレで終わりにしよう」と思っていたなら、だれも受け継ごうとは思わないんじゃないかな。
父が自分の仕事を誇りに思ってやっていたから、まるまる同じ内容ではなくても、息子はなにかを受け継いでくれたんでしょう。
そういう風に思いたいですね。
だから、私の職業だと、「寺には夢なんてない。ただお念仏があるだけ。」と言ってしまうのは、カッコいい。
けど、それだとなんか違うな、と思ったりしています。