日露戦争物語―天気晴朗ナレドモ浪高シ (第7巻)
日露戦争物語―天気晴朗ナレドモ浪高シ (第7巻) (ビッグコミックス)
- 作者: 江川達也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/03/28
- メディア: コミック
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「東京大学物語」が好きだというと 「えー あんなスケベなのがぁ」とバカにされてました
この漫画の連載が始まったときは 江川先生もえらく固い題材を選んだものだなと あんまり読んでいなかった
それが 打ち切りになって 今頃になって読み始めてみると なるほどなという感じがします
つまり 明治時代こそ 現在の我われに直結している
明治を振り返ることが 今なにがおこっているのか 今なぜこういうことになっているのかを知る 大きな手がかりになるということです
欧米列強による侵略におびえつつ 富国強兵 文明開化に情熱を注ぎ込み その反面 日本文化に対する自尊心にも燃えている
そこが 現代の原点である ということですな
明治期を題材にした小説や映画もありますが この漫画を読むと その時代の空気みたいなものが
もっと直に伝わってくるような気がします
読み進めます