見城慶和 夜間中学校は僕らのふるさと
- 作者: 見城慶和,小林チヒロ
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
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http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200611/wednesday.html
そしてこのごろ、TBS「金八先生」を娘につられてみてます。あまり好きな番組ではありませんでした。あんな先生いないだろ、あんな授業なんてないだろうと思っていたんですが、見城さんの授業をみてびっくりしました。実際にやってる人、いるんですね。そしてインタビューの途中で、感極まって泣き出したりして。熱い先生ですねぇ。
若い頃、国語は得意な方だったのですが、「詩」がさっぱり分かりませんでした。こんな曖昧な言葉の羅列で何が分かるだろうと思ってました。国語の授業にしたって、点数を取ればいいだけで、それ以上のことを学んだような記憶がないんです。
書いた人の人生みたいなものに感動したり、文学から自分の生き方を学んだりする、という視点を知ったのは、私の場合、大学を出てからでしょうか。大谷大学修士課程で真宗学に触れ、経典を自分自身の救いの書として読み込むということを学んだときから。それは驚くほどのインパクトがありました。
そういう経験をもっている人も、いない人もいると思います。一人一人が出会うものも様々、マルクス主義がそれだった人もいるし、カルトがそうだった人もいる。それからはじまる人生も、様々・・・
ああ、我ながら、何が言いたいのかわかりませんが、まぁ、見城さんも60年安保を闘った人ということで、その後の生き様を、端から見せてもらっているって感じです。