新・あつい壁

高岡で上映 中山監督の講演会を拝聴
過去の冤罪事件を丁寧に取り上げただけではなく
その裁判の過程でハンセン病に対する差別が浮き彫りにされていく
中山監督自身が見聞きした証言に基づくストーリー
家族・親戚を守るために 最後まで決定的な証拠を明かせなかった主人公の思い
そして いま現在 この問題に苦しめられている家族に焦点を当てる
この映画自体 ほとんどドキュメンタリーでありながら
「フィクションである」と ことわらせざるをえなかった
それもまた 家族問題によるものだ
「私たち一人一人が変わらなければこの問題は解決しない
 少しずつ 積み重ねていくしかない」
監督はおっしゃった

中山監督の「新・あつい壁」映画製作ノート