ハチワンダイバー 4

ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)

テレビの実写版に興味を持ち 読み始める
なつかしい「ガロ」 つげ義春蛭子能収を思わせる画風
上手とか綺麗とは言えないけれども エネルギーというか迫力が伝わってくる
漫画が本当にサブカルチャーであった頃 正統な文化とは評価されなかった時代の画風
そして 題材もまた、在野で賭け将棋をおこなう「真剣師」とよばれる強豪たちを取り上げている
主人公はプロにはなれなかったが その挫折感 劣等感から立ち上がり

泥泥の泥沼に引きずり込むような 地ベタをなめるような
筋悪で ブサイクでカッコ悪い
あと10年相手が悪夢を見るような ドロドロの将棋っ

でプロを倒した「二こ神」の弟子となり 成長し 強くなっていく
正統とか本流といわれるものから外れた異端者たちの世界の魅力
というか それこそがまさに本道なのではないか というスタンス
この漫画を読んで 素人同然の 自分の書道の腕に 自信がついた(?)