県庁の星
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/10/27
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改めてレンタルして 見てしまった
織田裕二という俳優さんは 「キター」の人 という認識しかなかったのだが
もともと こういう固い人物を演じるのはお手の物だそうだ
とにかく 前半と後半 一人の人間が大きく変革する演技
挫折から再生していく演技は 見事だった
公務員というのは権力の一翼を担うものであるとして そのように行動してきた人物が
目の前の一人の人間が抱えている問題に目を向けずに公務員でありえるかと
「県庁の星」さんは 劇的に変化する
上は下の上に立つのは当然だと論じていた人間が
ホームレスが食べ残した冷たい弁当を食し 自分に見えていなかった世界に気づく
議会の演説のシーンが やや説教臭くて ちょと受けつけないのと
プロジェクトの結末が すっきりしたものにならなかったのはしょうがないけれども
恥ずかしながら 主人公に 妙に共感してしまった作品だった